マッケンジー法のシステム

マッケンジー法®

Assessment

評価

マッケンジー法は、まず丁寧な問診から始まります。問診から得られた情報を基にして、動作や姿勢の検査を行います。この検査の特長として、同じ動作を繰り返すということがあります。これを反復運動検査と呼びます。同じ動作を反復することで、症状や脊椎や手足の関節の可動性がどのように変わるのかを調べるのです。一回だけしか動かさないと分からないその動作の真の影響が、反復することによって明らかになります。反復運動検査で得られた情報を基に、あなたの問題がどういうタイプなのかを判別してゆきます。

Classification

分類

それぞれのカテゴリーは、反復運動検査や姿勢保持検査で得られた反応のパターンによって定められています。マッケンジー法は、包括的な分類システムです。先に紹介した3つのカテゴリー(syndrome)のいずれにも当てはまらないケースは、Otherというカテゴリーに入るわけですが、重篤な病理・病態はこのOtherになります。Otherには、他にも、メカニカルな原因ではないケース、慢性疼痛病態(Chronic Pain)などがあります。

Assessment

マネージメント/ 施術

Treatment

検査で得られた情報に基づいて、エクササイズが処方され、日々の生活で注意すべき姿勢(一時的に控えるべき姿勢も含め)のアドバイスを受けます。もし、自分で行うメニューだけでは改善が難しい場合は、セラピストが徒手的な手技を使用して、自分で行うエクササイズや姿勢で効果が得られる状態まで手助けをします。必要最小限の通院で最大限の効果を目指します。毎日5,6セット、自分で出来るエクササイズを実行する方が、先生の施術を週1,2回受けるよりも、より効果的です。あなた自身が主体的に取り組むことが重要です。そうすることで、通院の回数を減らすことも出来ますし、あなたの貴重な時間を有効に活用することにも繋がりますし、お財布にも優しいのです。必要な知識を理解して実行すれば、殆どの場合、皆さんは自分自身で問題を解決できるのです。

Assessment

予防

今の問題を自分自身でどのように解決すれば良いかを理解すれば、再発の危険を最小限に抑える方法を理解することにも繋がります。たとえ、再発しても速やかに、安全に、効果的に対処できます。他人にやってもらうよりも、自分自身で対処する方が、問題を長引かせないで済むのです。現在、世界36カ国にマッケンジー法の認定セラピストがいます。正しい対処法は、まず確かな検査に基づかなければ成りません。認定セラピストはここを参照して下さい。

現在、世界36カ国にマッケンジー法の認定セラピストがいます。正しい対処法は、まず確かな評価に基づかなければ成りません。認定セラピストはここを参照して下さい。